第64 回例会 2020/11/19 「卓話例会~大谷新一郎パストガバナ-」

国際ロータリー第2780 地区ロータリー財団委員会・大谷新一郎副委員長
『ロータリー財団の過去・現在・未来』
地区R 財団委員会・大谷新一郎副委員長(パストガバナー)にロータリー財団について卓話いただきました。

 先ず、ロータリー財団創設の経緯からお話いたします。1917 年、アーチC・クランフ氏(第7代RI 会長)が提唱いたしました。「ロータリーを続けていくためには、何が必要だろうか?」との問いかけにロータリーは基金を設置し、1928 年正式に「ロータリー財団」と命名されました。「心の中に刻んだものは永遠に残る」という考えで、「ロータリーを不滅にする。」ことを目指し始めたのです。
 ロータリー財団では、奨学生制度がつくられ、日本人も多くの機会を得てまいりました。代表例として、国連難民高等弁務官として10 年間活動された「緒方貞子さん」がいます。さらに現在、国連の№2、事務次長の中満泉さんは、厚木RC がホストとして支援し、財団奨学生となった女性です。彼女のパートナーは、スウェーデンの男性で、泉さんを支えています。
 ロータリーでは、すでに「女性の時代」を迎えています。2 年後のRI 会長は、女性です。2022-2023 年度会長として予定されているJennifer E. Jones さんは、カナダ、オンタリオ州のウィンザー-ローズランドRC の会員です。RI
会長に就任する最初の女性になります。
 これからも世界平和に貢献できる人材(男女の隔てなく)を発掘し支援していくためにロータリー財団が存在していくことでしょう。

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