2022-2023年度 国際ロータリー会長 メッセージ
想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています
ロータリーの力とつながりを生かした自身の体験を紹介します。昨年、アフガニスタンからの米軍撤退が進む中、一人の会員から、ある若いアフガニスタン人の平和活動家を国外退避させるために力を貸してほしいと頼まれました。最初はどうしてよいかわからなかったものの、「ロータリーの不思議な力(magic of Rotary)」を頼りに、数年前に出会った元ロータリー平和フェローに連絡。1日も経たないうちに、その活動家は退避者リストに加えられ、間もなくヨーロッパ行きの飛行機に乗ることができました。
果たしがいのある責任を会員が担えるように
会員の積極的な参加を促すために、ロータリーには「適応と改革」が必要です。私が住むウィンザー市はかつて、カナダの自動車産業の中心地でしたが、工場の閉鎖により数千人が職を失い、市は改革を迫られました。自動車工場が新しい部品やモデルを開発するのと同じように、同市は改革を実施しました。その結果、現在は農業関連産業と、医療や宇宙航空の技術をリードする都市となりました。
ロータリーでの私たちの中心的な役割は、各会員の参加を促すための適切な”部品”を見つけること
「詰まるところ、クラブに大切なのは会員にとっての心地よさと配慮です」 積極的な参加こそが会員の維持にとって重要であり、会員がロータリーに何を期待するかを尋ねた上で、果たしがいのある責任を会員に与えることが必要です。
ロータリーでの参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが、目的意識と熱意を生み出します
変化を受け入れることは、新しいクラブのモデルを受け入れることです。次年度に革新的なクラブまたは活動分野に基づくクラブを少なくとも二つ設立するよう、次期ガバナーに求めます。そして「クラブとロータリーでの体験に満足してもらえるように、会員が積極的に参加できるようにしましょう」
さらに、ローターアクト会員1名をロータリー公共イメージコーディネーターとして任命します。また、複数のローターアクターを委員会委員と会長代理として起用します。
私たちは、この素晴らしい組織のリーダーとしての役割を委ねられました。私たちは今、果敢に、目的意識をもって行動し、リーダーシップを発揮できるかどうかが問われています
2023年までにロータリー会員基盤の30%を女性にするというRI理事会の目標達成のタイムリミットが迫っていて、110カ国以上で既にこの目標が達成され、ローターアクトでは既に会員全体の50%以上が女性であるものの、まだ先は長い状況です。
ロータリーがインパクトをもたらしている世界各地の活動を訪問しようと思います。この訪問では、世界の切迫した課題への取り組みで協力する方法について、各地のリーダーと協議する予定です。「ロータリーは、つながりを生かして協力関係を深め、新たなパートナーシップを構築していく必要があり、ロータリーでは、それをあらゆるレベルで行うことができます」
「私たちには皆、夢があります。しかし、そのために行動するかどうかを決めるのは私たちです」。ロータリーのような団体がポリオの根絶や平和の実現といった大きな夢を抱くなら、「それを実現させる責任は自分たちにある」のです。
昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです
出会いと繋がりによる「ロータリーマジックの力」について語り、DEI-Diversity(多様性)Equity(公平性)Inclusion(包括性)を実践し、あらゆる多様な会員が活動に参加しその能力を発揮することによってロータリーは変化に適応し、改革を成し遂げることができ、参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが目的意識と熱意を生み出し、地域社会への奉仕に繋がります。クラブに心地よさと配慮の哲学を浸透させ、クラブとロータリーでの体験に満足してもらえるよう、会員が積極的に参加できるようにしましょう。そして、私たちが信じている価値観、伝統、遺産を大切にし、今以上の存在になるために何ができるかを想像しながら、それらをさらに築き上げていくのです。ジョン・レノンの名曲の一節「You may say I’m a dreamer But I’m not the only one(君は僕を夢想家というかもしれない、でも僕一人ではないさ)」を思い出します。
ポリオの無い世界を、みんなが安全な水を使える世界を、疾病の無い世界を、すべての子供が読むことのできる世界を、そしてやさしさ・希望・愛・平和の満ちた世界を想像してみてください。
『 IMAGINE ROTARY 』 をテーマとします。
第2780地区ガバナー メッセージ
第2780地区ガバナー 佐藤祐一郎(津久井中央ロータリークラブ)
「Imagine Rotary」:イメージしましょう! ポリオの無い世界、みんなが安全な水を使える世界、疾病の無い世界、全ての子供が読むことのできる世界、やさしさ、希望、愛、平和を想像しましょう! ひとり一人、あらゆる全ての会員が役割を持ち、楽しんで積極的に参加できるクラブの結集でこそ実現に近づきます。ロータリーはクラブが原点です。そしてひとり一人の会員が大切です。もっと学び、それぞれの能力を活かし、クラブの力を合わせてイメージした世界の実現を目指しましょう。
「取り戻そう!」
COVID-19 による 2 年間あるいは 117 年のロータリーの歴史の中で会員として、あるいはクラブとして、失ったり、忘れたり、希薄になってしまったものがあるとすれば、変革と
共に、もう一度取り戻すべきものを確認し、取り戻しましょう!
会員数(仲間を増やそう!DEI は変化への適応力を高め、活動範囲を拡げます)
親睦活動(仲間を作ろう!クラブ・クラブを越えて )
奉仕活動(仲間と行動しよう!地域・世界 )
寄付(ポリオ根絶/$40・R 財団/$200・米山/2 万円)
地域やグループでの学びと懇親の集会(IM)
地域の青少年とのふれあいと育成(RYLA)
学ぶ機会と充実した例会(新会員のサポート・卓話の充実)
ロータリーの誇り
「記憶に残る年にしよう!」
ロータリーの基本はクラブ、さらに言うなら会員ひとり一人です。団体としての協調性、
その目的やモラルに反しない限り、クラブの自主性や自律性は守られ(autonomy)最重視
されています。だからこそクラブはロータリーの目的に向かって、独自性を発揮し、特徴
ある生き生きとしたクラブになるべきです。そのための努力が必要です。ひとり一人の行
動と精神性こそ誇るべきではないでしょうか。ジェニファー会⾧エレクトはとても印象的
なテーマを掲げました。クラブで考え、今まで成し遂げていないようなことに向けて行動
し、新しい歴史を作り、クラブにとって印象的で記憶に残る年度にしましょう。どんなこ
とでも構いません。クラブで考え、ひとつ今までにない記憶に残る成果をあげましょう。
親睦活動 増強 奉仕活動 寄付 学ぶ機会 規定審議会や決議審議会への提案
戦略計画や⾧期計画の作成 公共イメージ向上 姉妹クラブ ロータリー賞
「知之者、不如好之者、好之者、不如楽之者」 学んで知り、好んで、楽しみましょう。
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