第63 回例会 2020/11/5 「ガバナー公式訪問」

国際ロータリー第2780 地区久保田英男ガバナー公式訪問
『ロータリーのPRIDE』

クラブ協議会~第2780 地区 久保田英男ガバナー

 本日の例会は、クラブ会員から久保田英男ガバナーへの質問にお答えいただく形式でのクラブ協議会です。久保田ガバナーは、1960 年生まれ、今年還暦をお迎えになります。鎌倉RC の会員ですが、本日は本厚木ロータリークラブの会員の一人として受け入れていただきたい、と冒頭にお話しされました。

 公式訪問は、RI の役員としての活動で、ロータリーの現状や展望、寄付や奉仕事業、国際交流などを報告、指導するために実施するものですが、今年度は例外的に行いますのでよろしくお願いいたします。
 コロナ禍ということで、RI ホルガー・クナーク会長から「クラブを元気づけてきてください。」「クラブを元気にするための提案をしてきてください。」と指示を受けています。そのために、本日はみなさんの質問にお答えする形で進めてまいります。
 質問の中にもありましたが、「役員の単年度制」について、あくまでも役員という立場を単年度に決めているだけで、クラブの活動は、3 年後、5 年後のヴィジョンを共有し、将来を見据え、広い視野をもって奉仕活動を実践していくことが重要でしょう。コロナ禍は、ある意味では「多くの時間」を与えられたチャンスタイムであり、この時間を利用し、10 年後のクラブの理想像を描くことができるということです。1 年後、2 年後・・・5 年後と具体的な展望を求めていきましょう。
 かつて、ロータリーはSTATUS である、と考えられてきました。しかしながら、ロータリークラブ会員になっただけでSTATUS を掴めるわけではありません。現在は、ロータリアンであることをPRIDE と感じることができる活動を行う必要があります。ロータリーや自分のクラブに誇りを抱き、ロータリアンとしてPRIDE を感じるロータリーライフを歩んでください。

ガバナーを囲んで「懇談会」
自分の声を投げかけてください、とガバナーが挨拶され、会員との質疑が繰り広げられました。

Q1 ロータリーの役員の任期について
A 3 年委員や5 年委員といった制度を採用することが考えられます。長期的なヴィジョンをもって、数年後のクラブの理想像を考えていきましょう。

Q2 組織の繁栄のために己を裏切りますか?国や家のためなら「自己」の心情を歪めても構いませんか?
A 自己を捨てることはありません。

Q3 「善か悪か」「損か得か」規範をどちらに求めますか?経済のためなら「悪」も方策なのでしょうか?
A 社会学を学んだ経験から、「数字で比較する社会にはゾッとします。」特にロータリーには、数字だけで判断しないことが重要です。

Q4 ガバナーは笛を吹きますか?身近にある「地域」への奉仕について
A 松下幸之助翁の言葉にあるように、短い言葉、ONEWORD で、取り組んでゆきましょう。

Q5 米山奨学制度について。中国からの奨学生が多く偏っているのではありませんか?
A 各大学からの推薦に基づきフェアに選定しています。

Q6 エンディングノートを書いていますか?最後の晩餐のメニューを教えてください。そのとき「鳩サブレー」はて-ブルの上に載っていますか?
A エンディングノートはまだ記してませんが、最後の晩餐には「白米、味噌汁、鯖塩焼き」がいいですね。鳩サブレーは載ってないでしょう。

Q7 米山奨学生のカウンセラーをしていましたが、コロナ禍のため、心残りを感じています。奨学生の帰国後の交流についてご指導ください。
A 現在はメールなどを通じて、お互いの状況を知らせ合うことができます。また、来日時には空港へお迎えに行ったり、滞在先で会ったり、自宅に招くのもよいのではありませんか。

Q8 かっこいいロータリアンになる方法は?
A いつでもどこでもロータリーを楽しんでいることでしょう。

Q9 ロータリーに入ってよかったことは?
A 横手さんを始め、いろいろな方と知り合いになれる機会をもてることです。

Q10 クラブのPR について
A 第二「職業分類」を作成するのも面白いでしょう。

Q11 SDGsについて
A SDGsを基に活動することは重要です。

Q12 2019-2020 年度「ロータリー賞」をいただきましたが、理由がわかりません。
A 年初の目標を半分以上クリアしていることに対し、ロータリー賞を授与しています。2019-2020 年度は10 クラブが受賞しています。

Q13 こども食堂を応援していくことを考えています。
A いろいろ活動し、楽しいクラブにしましょう!

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